礼拝説教要旨「三日目に死人のうちよりよみがえり」(マルコ 16:9-13)

4月5日
復活主日/イースター礼拝

マルコによる福音書 16章9-13節(新約P.97)

説教 平良愛香牧師
「三日目に死人のうちよりよみがえり

 

イースターおめでとうございます。

4つの福音書の中で最も古いとされているマルコによる福音書には復活の記事がない。15章8節で終わっている。そしてその内容は、女性たちがイエスの墓に行ってみたら墓が開いており、そこに白い衣を着た若者がいて「イエスは復活なさったのだ」と告げたが、女性たちは逃げ帰り、震えあがり、そして、だれにも何も言わなかった。「恐ろしかったからである」で閉じられている。

マルコ福音書にはもともと復活の記述はなかった。今日読んだ9節以降はのちに書き加えられた部分とされている。けれどイエス復活の出来事はいくつもの伝承が生まれ、ほかの3つの福音書に記録され、またのちにマルコ福音書にも2種類のバージョンが付け加えられて残った。そのため、イエスの復活後の物語は福音書によって完全に一致しているとは言い難い。(もっと言えばイエスがどう生きたか、ということも福音書によってかなり違うけど)。

ただ、明らかに4つの福音書が共通して書いており、また私たちが疑わずに信じられることが一つある。それはイエスが「死んだ」ということ。キリスト教を信じる人も信じない人も、イエスが「死んだ」ということについては誰も疑わない。死者の仲間入りをしたということ。ではイエスは本当に復活したのだろうか。

ある人から聞かれた「復活を信じないクリスチャンっているんですか」。どう答えようか。復活っていろいろな受け止め方がある。死んだ人が生き返ったと考える人もいる。肉体を持って生き返ったと考える人もいれば、必ずしも肉体を持ってのよみがえりではないかもしれないけれど弟子たちには復活したイエスが見えたのだ、感じ取れたのだと考える人もいるだろう。

実際にイエスが復活したという歴史科学的なことではなく、復活するという預言をイエスがしていたことを思い出して、それに力づけられた弟子たちが「復活のイエスと再会した」と確信したのだ、と説明する人たちもいる。どれが正しいかなんて言えないし、「肉体を持ってよみがえった」と信じなければ復活を信じることにはならないとは言えないと思う。大事なのは「イエスは死んだ」ということ。そして、復活のイエスと出会い、まやかしではなく、命がけでその喜びを伝え始めたという人たちがいたこと。

三日目、それは「まもなく」という意味がある。「死の闇」の中にいる私たちは、まもなく、いや、今この瞬間、復活のイエスと出会う。

 

 

 

お知らせ

*4月5日(日)はイースター記念礼拝です。礼拝後ささやかな祝会を催します。どなたでもどうぞ。

*出会いのグループの開催日時が変更になり、2025年6月から第5日曜になりました。スタート時間は12:30です。次回は2026年3月29日です。

*教会員のみなさまには献金当番をお願いしています。受付ボードに担当日の一覧表が貼ってあります。ご確認ください。

*教区、地区集会のご案内が届いています。教会の受付または集会室入り口のチラシラックをご覧ください。

2026年4月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930